JA共済自動車保険の車両保険について詳しく解説していきたいと思います。
JA共済は共済系になるので実際は車両共済になりますが、補償内容については他の自動車保険と大差ありません。
JA共済でもすべての偶然な事故による損害を保障する「全損害担保」と相手自動車との衝突・接触など限定された事故による損害を保障する「損害限定担保」の2種類が用意されています。
呼び方が少し異なりますが一般車両保険と車対車限定+Aのことですね。
JA共済の公式サイトでは補償範囲の違いについては以下のように紹介されていました。
簡単にいえば損害限定担保では当て逃げや自損事故など相手がいない場合は補償の対象外になるということですね。
またJA共済では事故を起こして全損扱いになった場合には臨時費用(車両共済金額の10%<20万円限度>)が支払われるようになっています。
更に車両保険に特約として車両諸費用保障特約をつけることができるようになっており、「代車費用共済金」、「陸送等費用共済金」、「宿泊費用共済金」、「帰宅等費用共済金」、「積載動産損害共済金」を受け取ることが可能となっています。
各共済金については興味がある方は調べてみてください。
なお公式サイトを調べてみたところ自動車共済クルマスターの車両保険は全損害担保となりますとの記載がありましたので損害限定担保は選択できないようです。
どういうことかというとJA共済では車両損害限定特約というものがあり、これをつけると車両損害限定担保にすることができるみたいで、車両保険を2つから選ぶのではなく特約をつけるかどうかを選ぶようになっているということです。
単なる言い回しの違いのような気もしますが、JA共済に加入しようと考えているなら間違えないようにしてくださいね。