JA共済自動車保険のメリットとデメリットを徹底分析

JA共済自動車保険のメリットとデメリットを徹底的に調べてみました。

JA共済は全労済などと同じ共済系になり、自動車保険ではなく自動車共済と呼ばれるものになります。

とはいっても利用する側に大きな違いはなく、組合員になる必要があること以外はほとんど変わりません。

ではJA共済に加入することにはどのようなメリットとデメリットがあるのでしょうか?

最大のメリットはやはり保険料の安さだと思われます。

共済はもともと営利目的で営業していないため保険料が安めに設定されています。

もちろん契約内容にもよりますが、イメージ的には通販型自動車保険以上代理店型自動車保険未満という感じになると思います。

2つ目のメリットは豊富な割引制度です。

JA共済では加入が義務付けられている自賠責保険とセットで加入すると保険料が安くなる割引があります。

自賠責保険はどこで加入しても同じ無いようなので、それだけで割引されるのは非常にありがたいです。

その他にもゴールド免許割引で12.5%の割引が受けられるので、これは業界でもトップクラスの割引率です。

年齢条件も35歳以上補償まであり、条件さえ整えばかなり保険料を安く抑えることができるようになっています。

まあ結局1つ目も2つ目も同じようなメリットですが、ここからはデメリットを見ていきましょう。

1つ目のデメリットは事故対応能力などが低いことが多いということです。

JA共済はもともと他の保険も多々扱っており自動車保険の専門家ではないので知識が乏しい場合があるようです。

こういった人に事故処理を担当されると示談交渉で相手が有利に運んでしまい、結局納得のいかない示談金になったというケースは多々あるようです。

正直能力の高い人に当たるかどうかは運なのですが、JA共済では悪い方当たる可能性の方が高いようです。

2つ目のデメリットは組合員になる必要があるという点です。

JA共済の自動車保険に加入するには農家の場合は組合員、農家でない場合は准組合員になる必要があり数百円から数千円の出資金を支払わなければならなくなります。

保険料安いと言っても出資金まで取られたら他の保険の方が安くなることもあると思いますのであまり利用者には良いことではありませんね。

3つ目のデメリットは対応が基本的に平日だけという点です。

JA共済の事故対応や窓口対応は基本的に平日の9時から17時となっています。

働いている方にとってはこの時間に行くことは困難な場合が多く、休日に事故を起こしても月曜日まで待てと言われることがあるようです。

夜間休日に対応してくれるサービスがないこともないのですが、いろいろな条件が合わなくてはならないのであまりあてにはできません。

このようにJA共済にはメリットもありますがデメリットも多くあります。

JA共済に加入しようと思っている方はメリットとデメリットの両方を考慮したうえで自分に合っているかどうかを判断して加入するようにしてください。

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