JA共済の自動車保険で当て逃げされても等級は下がるのか?

JA共済の自動車保険で当て逃げされても等級は下がるのか気になっている方は多いようです。

JA共済の車両保険には補償範囲を限定しない全損害担保と補償範囲を限定した損害限定担保(車両損害限定特約)の2種類があります。

このうち当て逃げの時でも補償してもらえるのは全損害担保だけになるので注意が必要です。

残念ながら、もし当て逃げされて車両保険を利用したとなると3等級ダウンは免れません。

自分に落ち度はなく理不尽だと思うかもしれませんが、保険会社側は自損事故で付いた傷と当て逃げによって付いた傷を見分けることができません。

そのためもし当て逃げで付いた傷のみ等級を維持できるような制度を作ってしまうと、自損事故を起こした利用者がこぞって当て逃げされたと言ってくることは明白なためそこで線引きをすることができないのです。

しかしながらJA共済には等級据置特約適用事故と言う特約があります。

等級据置特約適用事故は平成26年10月1日以降の契約から廃止されているため、それ以前から契約している方でないと付帯されていません。

この特約は3等級ダウン事故または1等級ダウン事故を1度だけ等級をそのままにしておける特約なのです。

なので平成26年10月1日に契約している方でこの特約が付いている場合のみ当て逃げされて車両保険を利用しても等級を維持することが可能となっています。

残念ながらそれ以外の方は等級を維持することは不可能なのであきらめて車両保険を利用しましょう。

ただ車両保険を利用して3等級上がった後の保険料と自動車の修理費用のどちらが高くなるのは確かめておく必要があるでしょう。

目安ではありますが、だいたい修理費用が10万円を超えると車両保険を使った方が安く済むと言われていますので、どちらが得なのかをしっかりと考えて上で保険ろ利用するようにしてください。

ここまであれこれと言ってきましたが、最も重要なのは当てられた際に相手の車を特定することです。

最近ではドライブレコーダーを搭載している車も多いので、当て逃げされないためにもいろいろ工夫してみることをおすすめします。

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